Guidelines業務委託契約作成ガイドライン

4. 支払い方法

受託企業側の納品までの費用負担が大きい

納品までの費用負担が大きい案件は
分割支払方法を明示した契約書を結ぶものとする。

前払金を含んだ分割支払

  • ・研究開発の資金が事前に必要な場合や案件遂行にあたり特殊な機材を購入する場合、案件が長期にわたる場合など、が受託企業側の費用負担が大きい案件は前払金を含んだ分割支払とする。

条項サンプル

【A 案】(通常の支払条項)
第●条(委託料及び支払方法)

  1. 甲は乙に対し、本件業務の対価として、各個別契約で定めた委託料を当該個別契約で定めた方法で支払う。

【B 案】(前払い金を含んだ分割の支払条項)
第●条(委託料及び支払方法)

  1. 甲は乙に対し、本件業務の対価として委託料を甲乙が別途合意する金額を乙の指定する下記口座に振り込んで支払うものとする。

    銀行:
    口座:
    名義:

  2. 委託料の支払の条件については、以下のとおりとする。
    (1)甲は乙に対して、本契約締結後の●●日以内に、前払い金として委託料の●●%を支払うものとする。
    (2)[・・・・]
    (3)甲は乙に対して、納入物の納入後、●●日以内に、委託料の●●%を支払うものとする。
  3. 甲が、乙から請求されている委託料に関して、第2項に定める期日に支払わない場合には、当該期日から全額を支払うまで、1年365日として年14.6%の利率により遅延利息を支払うものとする。
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