2018.06.20 EVENT



I.C.E. Creative Lounge 〜カンヌはどう進化した?変わりゆくクリエイティブの意義〜

今年のカンヌライオンズは、広告代理店大手ピュブリシスグループの不参加発表や、Cyber、Integrated、Promo&Activation、サブカテゴリー含めて120以上の部門が廃止がされると同時にSDGsが新設部門として加わるなど、世界のビジネスが"クリエイティブの変化"を求めていることが象徴的にわかる出来事が多くありました。

今回のI.C.E. Creative Loungeでは、ゲストに今年の審査員3名を迎えます。Film Craftの資生堂・小助川雅人氏、Creative Data Lionsのアクセンチュア・望月良太氏、そして新部門Social & Influencerの電通・尾上永晃氏。また、8年連続のカンヌ視察で最先端のクリエイティブをインプットし、顧客に還元し続けるカンヌウォッチャーのワントゥーテンデザイン・小川丈人氏とともにその変化を振り返ります。

事業会社、コンサルティング、クリエイティブ、三者の視点からみたカンヌライオンズの変化とは?カンヌライオンズ2018の大きな変化のうねりから、時代が求めるクリエイティブの本質を探ります。

■ゲスト:

尾上永晃(電通 プランナー / 平社員) 小助川雅人(資生堂 クリエイティブディレクター)

望月良太 (アクセンチュア インタラクティブ マネジング・ディレクター)

小川丈人(ワントゥーテンデザイン 最高経営責任者 / エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター)

■モデレーター:

西村真里子(HEART CATCH)

■開催日時:

7/13(金)

19:15 open/19:30 start

21:00 懇親会

21:45 close予定

■会場

BUDDYZラウンジ https://buddyz.life/

東京都渋谷区神宮前6-27-8 エムズ原宿5F

着席100名

■構成:

1) イントロダクション(西村真理子)

2) 各登壇者自己紹介、ビジネス紹介、カンヌでの役割、今年のカンヌをどう見たか?各ゲスト10分ほどでご紹介(ゲスト)

3) パネルトーク40分ほど(全員)

■ゲストプロフィール:

尾上永晃

(電通 プランナー / 平社員)

2009年電通入社。デジタルを核に、企業広告からまちづくりや日本酒のブランディングまで臨機応変なコミュニケーション設計をしている。最近の主な仕事は、大塚製薬「すすめ、カロリーナ」/日清食品「チキンラーメン アクマのキムラー」「10分どん兵衛」/東急電鉄「池上線フリー乗車デー」/スクエアエニックス「ドラクエ落語」/集英社「こち亀40周年&終了キャンペーン」など。TCC新人賞やカンヌ、メ芸など受賞。

小助川雅人

(資生堂 クリエイティブディレクター)

資生堂入社後、営業経験を経て宣伝部(現クリエイティブ本部)に転部。 CMプランナー、クリエイティブディレクターとして多くのブランドを担当。 2015年10月に「high school girl? メーク女子高生のヒミツ」をローンチ。 アドフェスト、ONESHOW、ニューヨークフェスティバルなどの国際賞を受賞。 カンヌではfilmで2つのゴールドを獲得。

望月良太

(アクセンチュア インタラクティブ マネジング・ディレクター)

コンサルティングビジネスをアクセンチュアで10年、広告代理店業を電通にて11年経験。 アクセンチュアではインターネット、Webシステムの開発や、通信業界でのビジネスコン サルティングに従事。 電通ではストラテジープランニング、ブランドストラテジー、ショッパーマーケティング 、新規事業開発、店舗開発、デジタルマーケティングを得意とする。 現在、日本のアクセンチュア インタラクティブのマーケティングケイパビリティ統括。

小川 丈人

(株式会社ワントゥーテンデザイン 最高経営責任者 / エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター)

1997年、東急エージェンシーへ入社。 さまざまな企業におけるデジタルコミュニケーション企画/制作に従事し、国内外の広告賞を受賞。2011年に戦略PRコンサルティング会社、ビルコムの Executive Creative Directorに就任。多数のブランデッドコンテンツを手がけ、2014年にCannes Lionsを受賞。 2015年、株式会社ワントゥーテンホールディングスのCOOを経て、2016年、I.C.E.加盟会社である株式会社ワントゥーテンデザインのCEOに就任。 Cannes Lions、クリエイター・オブ・ザ・イヤー2016 ノミネートをはじめ、Spikes Asia、AD STARS、TIAA、Web Grand-Prixなど受賞多数。

■モデレータープロフィール:

西村真里子 

(株式会社HEART CATCH 代表取締役)

国際基督教大学(ICU)卒。エンジニアとしてキャリアをスタートし、その後外資系企業のフィールドマーケティングマネージャー、デジタルクリエイティブ会社のプロデューサーを経て2014年株式会社HEART CATCH設立。 テクノロジー×デザイン×マーケティングを強みにプロデュース業や編集、ベンチャー向けの メンターを行う。Mistletoe株式会社フェロー。

■主催者:

I.C.E.(Interactive Communication Experts)

デジタル領域を中心に、クリエイティブや最新テクノロジーの活用によるコミュニケーションデザインを得意としているプロダクションやエージェンシー19社による一般社団法人。

年々、インタラクティブデザインの需要が高まりを見せる一方で、制作サイドにはより高度な技術と専門性が求められ、プロダクションは研究開発や人材の育成、受発注基準や制作基準の確立などといった課題を抱えています。I.C.E. のミッションは、「インタラクティブコミュニケーションでグローバルにおけるJapan Digital Creativeのプレゼンスを世界最高水準にすること」。アライアンス構築を根幹に、若手人材の教育と育成、企業のデジタルシフト支援、海外進出を見据えたデジタルマーケティング活動の支援、そしてプロダクション間の交流を通し、経営問題に有効なソリューションを生み出していきます。

具体的な活動として、この度リリースされた「制作フローチャート(2017年版)」「制作費見積書(2018年1月版)」の作成など業界スタンダード構築のための活動、若手インタラクティブデザイナー・プログラマーの発掘と育成、新たなクリエイションの創出を目的としたハッカソンスタイルのワークショップ「INTERACTIVE CREATION CAMP(2014年)」の主催など業界発展に貢献する活動、人材育成のためのリクルートセミナーの実施、業界貢献している会社間の情報共有を目的とした「I.C.E. BREAKER」「I.C.E. CREATIVE LOUNGE」など交流会の実施のほか、様々な取り組みを行なっております。

これらI.C.E. の活動は、ひいてはクライアントのニーズに応えることにつながり、クライアントとプロダクションが安心して受発注できる環境づくりにも寄与すると考えております。